【行動力を鍛える 第3話】行動力は考えても身につかない。練習が必要だが、練習の仕方をみんな知らない。


これまでのお話

「自分には行動力がない。どうすれば行動的になれるんだろう」と悩むこてつくんに、それって
「自分は自転車に乗れない。どうすれば乗れるようになるんだろう」って悩んでるのと一緒だよ、と指摘するF太さん。なるほど確かに、仕組みとしてはそうかもしれないと多少納得したこてつくんでしたが…


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登場ねこ物

Shhこてつ。黒ねこ。



tarF太。先生。




Shh メカニズムは分かったよ。行動できない、って頭で考えても仕方がない、っていうことも分かった。



tar それはよかった。



Shh でも、だからといって相変わらずぼくは行動力がついたわけじゃないし、めんどくさいことはあいかわらずめんどくさいままなわけ。



tar ふふふ。たしかに。



tar でもね、実は、ここまで色々お話した時点で、もう、こてつは結構、行動的になってるんだよ。



Shh え!?



tar 厳密に言うと、「行動する確率が上がっている」と言える。



Shh ど、どゆこと?



tar 行動できない自分を嘆くのは、自転車に乗れない自分を嘆くのとおなじくらい意味がないこと、という話をここまでしてきたよね。



Shh うん。



tar じゃあ、自転車に乗れるようになるためには、どうしたらいい?



Shh 練習をいっぱいするしかないよね。



tar そう!つまり、行動的になるためには、行動的になれるまで練習するしかないってこと。



Shh なるほど。行動的になる練習か!



Shh



Shh えっと、行動的になる練習、って?



tar …やっばそうなるよね?



tar そうなんだよ。つまり、みんな行動的になる練習の仕方を知らないんだよね。



Shh カフェインをとると集中力が上がるとか、締め切りが近くなると焦ってやりだすとか、好きなことをやるときは行動力が高まるとか、そういう「仕組み」をいっぱい知っててもダメってことね…



tar そう。自転車の乗り方を解説した本とか、自転車の設計図をいくら読んでも、乗れるようにはならないのと一緒。



tar まずは、練習のやりかたを知らないといけない。



Shh そうだね。



tar ここから先のお話をイメージしやすくするために、もうひとつ例をだすね。飛んできたボールを、ラケットで狙ったところに打ち返す。これも、練習が必要だよね。



Shh うん。



tar 何回も空振りしながら試行錯誤しているうちに、「あ!当たった!」という瞬間がくる。



Shh たまたまかもしれないけどね



tar そう!最初はほとんど、まぐれだろうね。でも、うまくいったとき、次はどう考える?



Shh 同じやり方でやれば、次もうまくいくかも、って考えるかな。



tar その通り。最初はこのたまたま成功した!っていう体験を手掛かりにして、その成功時のフォームを意識して、また何回も繰り返す。そうやって、技術って上達していくのね。



Shh ふむふむ。



tar つまり!練習っていうのは、つきつめると「こういう風に身体を動かすとうまくいくようだ」という発見を繰り返して、どんどん成功する確率を上げていくプロセス、といえるわけ。



Shh 100回適当に振り回しても1回は当たるけど、それを100回のうち10回、50回、99回、、、と、限りなく100%に近づけていく作業ってことだね。



tar そうそう!何回も失敗と成功を繰り返して、「成功する方法」を見つけて、それを身体に覚えこませるのが、練習の、二つの側面のうちのひとつだね。



Shh 二つの側面?



tar そう。練習には、もうひとつの側面がある。



tar 上手くいく確率を上げるためには、「うまくいく方法を練習する」ほかに、もうひとつ、有効な方法があるんだ。



tar そしてそれこそが、まさにいまやっている、こてつと僕のこの会話のこと。



tar こういった文章を読む、ということ自体、行動力を上げるための「練習」になってるってこと。詳しくは次回説明するとして、こうやって「連載」にしているのにも、実はちゃんとした理由があるんだよね。



tar 一回だけ練習したって自転車にも乗れないし、ラケットにボールも当たるようにならないのと一緒で、何回も繰り返す必要があるというのは、そういうこと。だって、練習だからね。



Shh まとめると、行動力を上げるためには、「行動力をあげる練習をする」ことと、あともう一つ、やり方がある。で、いまこうして、何日かにわけて連載という形でこの文章を読むことも、まさにその「もうひとつ」のやり方だ、っていうことなのね。



tar おっしゃるとおり。詳しいことは、また次回解説するね。これもまた、自分も行動的にする「練習」だと思って付き合ってよ



Shh わかった!



つづく!

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