なめこに学ぶ「楽しいこと」の作り方


今更だけど、IOSのアプリ「なめこ栽培」にハマっている。

このゲーム、単純なんだけど、面白い。
こんな単純なゲームに、どうしてこんなにハマるんだろう?
そこを分析してみたら、実はかなり日常生活に応用出来る要素が沢山みつかった。


なめこでわかった楽しさ

1.簡単

このゲームはとにかく超簡単。生えてきたなめこを触って回収するだけ。
幼稚園児だって出来る。とにかくまずは、スタートがめちゃくちゃ簡単、ということがすごく重要。
何事も、いちばん最初がいちばん根性が必要なのだ。

だから最初は、何も考えなくても始められるくらいにハードルを下げる必要がある。

楽しいかどうかは、まず始めてみなくちゃわからない

2.工夫

なめこは幼稚園児でも楽しめるけど、大人の方がはまる。なんでか。

日々の時間の合間をぬっていかに効率的になめこを回収出来るか?

それを考える事がいちばん楽しいからだ。

つまり工夫次第でいくらでも効率的になめこ回収ができる。

この工夫のアイディアを考えるのが楽しいのだ。
お昼の時間まで4時間あるから、ひとまず4時間のなめこフードを使おう、みたいなこと考えて楽しめるのは、これは自由な時間の限られた、大人だけの楽しみである。

ここから学べることは、

自らが主体的に工夫して取り組む姿勢の中に、楽しさは生まれるということ。

受け身ではだめ。ただ生えてくるなめこをずっと眺めていて、生えてきたら回収、とかだったら、これはもう拷問でしかない。

自分自身が主体的になめこ回収時間を管理することによって効率をコントロールできる、ということが、このゲームの楽しさを引き出しているのだ。

このように、自分からどんどん工夫して、その作業をがんがん効率的に、より生産的に、より人のためになるように改善、バージョンアップさせていく。そういう工夫を自分から発想していくことで、楽しさがどんどん生まれてくる。

3.隙間時間

ほんのちょっとした時間で取り組める。これも重要な要素だ。なめこは基本的に、スマホを手に取るチャンスがあれば、いつでも遊ぶ事が出来る。

この気軽さが重要だ。

たとえば、1週間のうち2時間、まとまった時間で勉強をするよりも、1日15分を1週間続けた方がはるかに学習効率が高い。

これはなぜかというと、人間の脳は、べき乗で学習するからだ。毎日同じ勉強をしているつもりでも、脳の中では、脳細胞がべき乗で増えている。

つまり、1週間つづけるということは1+1+1+1+1+1+1=7じゃない。
1×2×2×2×2×2×2=64 なのだ。

ほんのちょっとの時間で遊べるシステムで毎日手軽に遊ばせる事によって、なめこは人間の生活リズムの中にあっさりと侵入してきて、あっさりと習慣化していくのだ

ほんの少しで良いから、毎日少しずつやる。
苦痛に感じるようなら、量をがっつり減らす。

そうやって楽しみながら出来るレベルで毎日続けることが、楽しさを増やしていくコツだ。

4.音が気持ち良い

これはめちゃくちゃ重要だ。なめこを回収するときの「んふんふっ」ていう音。

この音が人間にとって心地が良いのだ。

あらゆるゲームに共通する事だけど、効果音はとても大切なゲーム要素の一つだ。
シューティングゲームでもにタマがあたったときのプチプチいう音が気持ちが良いから集中力がアップするのだし、音ゲーなんかは、まさに音そのものと自分の動作が一致しているときの一体感こそが快感の根源だ。

音は、今取り組んでいるその作業に没頭させる効果を持っている。
つまり、音に意識をむけることで、集中力や作業興奮を数倍引き出す事が可能になる。

例えば、文章を書いているとき、自分のタイピングの音に意識を集中してみよう。

しばらく聞いていると、なんだか気持ちよくなってくるのが実感出来ると思う。
そしてだんだんと、その音を聞き続けていたいがために文章を書き続ける、という現象すら体験することがある。

朝の準備をしているときも、その準備の音に耳を傾けてみると良い。
時計をはめるときの音、服を着るときの衣擦れの音。部屋を動きまわる自分の足音。

そういったものに耳を傾けていると、静かに自分の集中力が高まってくることがわかるとおもう。

楽しさは、音に宿る。


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